2010年06月21日
韓国探検隊 その6 JSA編
こんにちは、とむです。
とある6月の雨の日
その日がやってきた
軍事境界線、板門店の様子が知りたい方は追記を見て
いただきたいです。
とある6月の雨の日
その日がやってきた
軍事境界線、板門店の様子が知りたい方は追記を見て
いただきたいです。
今回韓国への旅行をかみさんへ相談した時に
最初は反対されました。予算的には比較的に安く楽しめる国ですが
かみさんの興味のあるものが無かったようなのです。
韓流ドラマも見ないですし…
しかし、今回とむはどうしても世界にも稀な軍事境界線というものを
見てみたかったのです。 そんな熱意に押され(わがまま?)
韓国旅行へと決まりました。
その日まずは朝ホテルを出るときにかみさんは先にタクシーで
先日ご紹介した ソスル大門李家さんへ出発しました。
そしてとむも板門店ツアーの運行事業者 国際文化サービスへと向かいました。
そして受付でパスポートの確認。そこで初めて本日のツアーが催行される事が分かりました。
なにせ今の南北間の情勢は例の戦艦沈没事件・韓国軍の宣伝放送再開準備もあり
その日になって中止になってもおかしく無い状況でした。
そして雨の中、静かにバスは国境に向け出発しました。
とむの乗ったバスは30人強。
もう一台も同じぐらいの人たちが乗っていました。
バスの中では韓国の徴兵制について話があり、離散家族が驚くほど多くいて
民間人レベルでは本当に統一を望んでいるんじゃないのかな?という感じを持ちました。
まずは食事

ビュッフェ形式で飲み物だけ別料金です。

味は普通です。いつもならおかわりして食べるのですがなんだか興奮していたのか
あまり食べられませんでした。
そして食事が終わると 臨津閣・自由の橋へ


自由の橋 朝鮮戦争の捕虜がこの橋から韓国に帰還した場所です。
ここから先には自由には立ち入れません。
途中森や田園風景が見られます。
森の中には無数の地雷が仕掛けてあるとの事。
戦争当時の兵器やお土産屋さん。戦争の残骸等見学が出来ます。
そしてここから国連軍の前方基地へ ブリーフィングルームがあります。
有名な訪問者宣言書にサインをする場所ですね。
朝鮮戦争の歴史、その後の事件。板門店での注意事項の説明後署名をします。
宣言書のだいたいの内容は以下
・・・敵の行動によっては危害をうける又は死亡する可能性があります。・・・
事変、事件は予期できないので国連軍、アメリカ合衆国、大韓民国は訪問者の安全を
保障することはできませんし、敵の行動も責任おえない云々
そしてその下には10ほどの注意事項も書いてあり最後にサインをします。
ここに来るまでの間にも軍用のトラップが仕掛けられていたり
バスには国連軍の兵士が乗ってきて確認作業をする等緊張が高まります。(バスは国連のバス)
サイン後、上官の許可が出るまでバスで10分ほど待機。
そして再度バスに揺られること少し
自由の家の前に到着。上官の許可が中々おりず10分以上待ちます。
自由の家と軍事停戦委員会本会議場の位置関係が良く分かっていなかったとむは
自由の家はただの建物内の見学場所だと思っていたのです。
しかしここから二列になり進むように兵士から指示があり何かガイドさん同士で
冗談?か何か話したのですが若い案内の兵士さんまったく表情を変えません。
ここがどういう場所なのかが自由の家の階段を上がると分かりました。
あの青い建物がガラスの大きなドアの向こうに見えます。
とむ一気に緊張。

しっ心臓が! ドキドキしているのが分かります。
とむは前の方だったのですがツアー客が会議場内に入る階段を降りていくのを
奥の北朝鮮側の板門閣から双眼鏡で全員を確認しています。
建物にビデオカメラが沢山付いているのが分かります。
立ち止まらず建物内に入るように指示されて入りました。

建物内はニュースに出るそのままです。


会議場の真ん中 左は北朝鮮側・右は韓国側です。

北朝鮮側からの出入りの扉です。この兵士さんの横以上に行くことは絶対に禁止。
すぐ前に行く事も禁止されています。まだかなり若いと思われる兵士さん。
恐ろしいほどの緊張感だと思います。本当にご苦労様です。

兵士の方の腕章でおわかりかと思いますが、兵士さんは韓国軍では無く国連軍です。
とむを含めたツアー客は国連軍のゲストという形になります。(胸にワッペンを付ける)

土が北朝鮮側・じゃりが韓国側です。

帰らざる橋…
あらためて休戦中でありけっして終戦している訳ではないというのが実感出来ました。
平和的に南北が統一されて板門店が単なる記念館的なものになることを祈ります。
ブログでは公開しませんが
ちょっとやそっとじゃ北側の戦車部隊が来られないような仕掛けがあったり
二重の鉄条網、遠目には線路のように見える内側では
サギや鴨等の野生動物がものすごい間近に見られます。
地雷原があるので人がまったく入らず手付かずの自然が残っているとの事。 ちょっと皮肉ですが
では、とむでした。
次回板門店の裏話です~
最初は反対されました。予算的には比較的に安く楽しめる国ですが
かみさんの興味のあるものが無かったようなのです。
韓流ドラマも見ないですし…

しかし、今回とむはどうしても世界にも稀な軍事境界線というものを
見てみたかったのです。 そんな熱意に押され(わがまま?)
韓国旅行へと決まりました。
その日まずは朝ホテルを出るときにかみさんは先にタクシーで
先日ご紹介した ソスル大門李家さんへ出発しました。
そしてとむも板門店ツアーの運行事業者 国際文化サービスへと向かいました。
そして受付でパスポートの確認。そこで初めて本日のツアーが催行される事が分かりました。
なにせ今の南北間の情勢は例の戦艦沈没事件・韓国軍の宣伝放送再開準備もあり
その日になって中止になってもおかしく無い状況でした。
そして雨の中、静かにバスは国境に向け出発しました。
とむの乗ったバスは30人強。
もう一台も同じぐらいの人たちが乗っていました。
バスの中では韓国の徴兵制について話があり、離散家族が驚くほど多くいて
民間人レベルでは本当に統一を望んでいるんじゃないのかな?という感じを持ちました。
まずは食事

ビュッフェ形式で飲み物だけ別料金です。

味は普通です。いつもならおかわりして食べるのですがなんだか興奮していたのか
あまり食べられませんでした。
そして食事が終わると 臨津閣・自由の橋へ


自由の橋 朝鮮戦争の捕虜がこの橋から韓国に帰還した場所です。
ここから先には自由には立ち入れません。
途中森や田園風景が見られます。
森の中には無数の地雷が仕掛けてあるとの事。
戦争当時の兵器やお土産屋さん。戦争の残骸等見学が出来ます。
そしてここから国連軍の前方基地へ ブリーフィングルームがあります。
有名な訪問者宣言書にサインをする場所ですね。
朝鮮戦争の歴史、その後の事件。板門店での注意事項の説明後署名をします。
宣言書のだいたいの内容は以下
・・・敵の行動によっては危害をうける又は死亡する可能性があります。・・・
事変、事件は予期できないので国連軍、アメリカ合衆国、大韓民国は訪問者の安全を
保障することはできませんし、敵の行動も責任おえない云々
そしてその下には10ほどの注意事項も書いてあり最後にサインをします。
ここに来るまでの間にも軍用のトラップが仕掛けられていたり
バスには国連軍の兵士が乗ってきて確認作業をする等緊張が高まります。(バスは国連のバス)
サイン後、上官の許可が出るまでバスで10分ほど待機。
そして再度バスに揺られること少し
自由の家の前に到着。上官の許可が中々おりず10分以上待ちます。
自由の家と軍事停戦委員会本会議場の位置関係が良く分かっていなかったとむは
自由の家はただの建物内の見学場所だと思っていたのです。
しかしここから二列になり進むように兵士から指示があり何かガイドさん同士で
冗談?か何か話したのですが若い案内の兵士さんまったく表情を変えません。
ここがどういう場所なのかが自由の家の階段を上がると分かりました。
あの青い建物がガラスの大きなドアの向こうに見えます。
とむ一気に緊張。

しっ心臓が! ドキドキしているのが分かります。
とむは前の方だったのですがツアー客が会議場内に入る階段を降りていくのを
奥の北朝鮮側の板門閣から双眼鏡で全員を確認しています。
建物にビデオカメラが沢山付いているのが分かります。
立ち止まらず建物内に入るように指示されて入りました。

建物内はニュースに出るそのままです。
会議場の真ん中 左は北朝鮮側・右は韓国側です。

北朝鮮側からの出入りの扉です。この兵士さんの横以上に行くことは絶対に禁止。
すぐ前に行く事も禁止されています。まだかなり若いと思われる兵士さん。
恐ろしいほどの緊張感だと思います。本当にご苦労様です。
兵士の方の腕章でおわかりかと思いますが、兵士さんは韓国軍では無く国連軍です。
とむを含めたツアー客は国連軍のゲストという形になります。(胸にワッペンを付ける)

土が北朝鮮側・じゃりが韓国側です。

帰らざる橋…
あらためて休戦中でありけっして終戦している訳ではないというのが実感出来ました。
平和的に南北が統一されて板門店が単なる記念館的なものになることを祈ります。
ブログでは公開しませんが
ちょっとやそっとじゃ北側の戦車部隊が来られないような仕掛けがあったり
二重の鉄条網、遠目には線路のように見える内側では
サギや鴨等の野生動物がものすごい間近に見られます。
地雷原があるので人がまったく入らず手付かずの自然が残っているとの事。 ちょっと皮肉ですが
では、とむでした。
次回板門店の裏話です~
Posted by gohei at 22:52│Comments(0)
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